ALIVE─アライブ─侵略
過去には『遊星からの物体X』や『ゼイリブ』等が上げられ、最近では『サイン』や『クワイエット・プレイス』等のタイトルが上げられる超人気ジャンル:SFインベージョン・スリラー。そんな同ジャンルに、それらのタイトルと肩を並べる傑作が、ここに誕生した!その場所は、もう既に《奴ら》に侵略されていた!!
過去には『遊星からの物体X』や『ゼイリブ』等があり、最近では『サイン』や『クワイエット・プレイス』等のタイトルが上げられる超人気ジャンル:SFインベージョン・スリラー。そんないつの時代にも超人気な同ジャンルに、それらのタイトルと肩を並べる傑作が、ここに誕生した!
壮絶なSFインベージョン・アクション・シーンはないのだが、ワンシーン、ワンシーン全てが意味を成し、全編に極限の緊張感がみなぎっている。特に主人公たちを襲う謎の正体が明かされてゆく中盤以降の展開は、未体験のスリリング・ワールドだ。本作で、監督・制作そして脚本を務めたシアラ・セディグは、アフガニスタンで生まれオランダのアムステルダムで映画の勉強をした。彼は限られた予算の中で、緻密に練られた脚本と誰も想像しないアイデアを武器に、かなり難しいSFインベージョン・スリラーというジャンルに果敢に挑戦した。そして長編第1回監督作とは思えぬ、高クオリティな作品をここに完成させた。
久しぶりに休みが取れ、人里離れた森にあるロッジにやって来た1組のカップル。2人は、その時は何も気付いていかなかった。そこはもう既に、何者かに侵略されている場所であることに・・・・。本作の評価は高く、ベネズエラ:5大陸国際映画祭では最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞、最優秀撮影賞、最優秀編集賞の各賞を受賞。その他、インディペンデント・ホラー映画祭では最優秀作品賞を受賞し、最優秀監督賞、最優秀観客賞、最優秀音楽賞にノミネート、またベルギー:MOVING映画祭では最優秀国際作品賞を受賞、そしてディアボリカ・ホラー映画祭では最優秀音楽賞を受賞し、最優秀作品賞にもノミネートされた。
STORY
人里離れた深い森にたたずむロッジに来たマックスとエレナ。マックスはエレナに、そこでプロポーズしようと決意していた。しかしロッジに着くとエレナは鼻から出血をし、マックスも謎の雑音に悩まされる。2人の体調は悪化の一途をたどり、次第に精神的にも追いつめられてゆく。
「ここには、何かがいる?」──身の危険を感じた2人は、遂にその森から脱出を試みようとするが・・・・。
SCENE PHOTOS
CAST
マックス・クロエス「ロケットマン」、ナターシャ・ファイアーストーン
STAFF
監督・制作・脚本:シアラ・セディグ(第1回監督作品)、製作総指揮:ロース・ジェロエンス、撮影:ローランド・ププピン、音楽:ヴィクター・バッセラー
2018年/オランダ/カラー作品/本編77分/ドルビー・デジタル・ステレオ/言語:英語/字幕:日本語,日本語デカ/音声:英語/16:9 LB ヴィスタサイズ/片面1層/MPEG-2
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