悪魔の沼
『悪魔のいけにえ』の鬼才:トビー・フーパー監督が、『悪魔のいけにえ』に続き、実録事件にインスパイアされ制作した、大暴走スプラッター・ホラー!!
『悪魔のいけにえ』で一躍ホラー映画の寵児となった鬼才:トビー・フーパー監督が、監督第2作にしてハリウッド進出を果たした大暴走スプラッター・ホラー!そして彼は、『悪魔のいけにえ』と本作の2作品で、ホラー映画界にその名を轟かせ、その後のホラー映画界に多大なる影響を与える存在になった。
世界的大ヒットを記録した『悪魔のいけにえ』の監督、鬼才:トビー・フーパー。彼は、監督第2作目となった本作も、実在した連続殺人鬼をインスパイアしたホラー映画を制作する。今回インスパイアした実在の連続殺人鬼は、アメリカのテキサス州に住むジョー・ボールなる人物だ。彼は、エレメンドルフという町で酒場を営んでいたが、その酒場のウエイトレスたちが次々と失踪する事件が発生。彼女たちを毒牙にかけたのがボールであり、その内の何人かの遺体を酒場の敷地内の沼で飼っていたワニに食べさせていたという異常な事件を起こした。のちに彼は、「アリゲーター・マン」「エレメンドルフの殺戮者」などと呼ばれるようになった・・・・。──トビー・フーパーは殺戮現場を酒場から、場末の寂れたホテルに設定を変えて、そのホテルにやって来た宿泊客が、そこの主人に次々と惨殺されるという物語にした。
STORY
テキサス州のある田舎町。そこにある売春宿に身を寄せていた家出娘:クララは、常連客のチンピラ男に乱暴なプレイを要求されたが、それを拒否したところ、そこを追い出されてしまう。行く宛てのない彼女は、町はずれにある古びたホテル:スターライト・ホテルで宿を取ることにした。そんな彼女を迎え入れたのは、ホテルの主人:ジャッドだった。最初はやさしい彼であったが、彼女が売春宿からやって来た女だと知ると態度が豹変し、欲望むき出しに彼女を襲い始めた。そしてジャッドは、手にした鋤でクララをめった刺しにしてしまう。我に帰った彼は、瀕死の彼女をホテルの敷地内にある沼に投げ込んだ。そこには、人間をまる呑みできる程の大きいワニを数匹飼っていた。
SCENE PHOTOS
CAST
ネヴィル・ブランド『終身犯』/メル・フェラー『史上最大の作戦』/ロバート・イングランド『エルム街の悪夢』シリーズ/スチュアート・ホイットマン『愛の絆』/マリリン・バーンズ『悪魔のいけにえ』
STAFF
監督:トビー・フーパー(『悪魔のいけにえ』『ファンハウス/惨劇の館』『スペース・バンパイア』『スペース・インベーダー』)、制作:マーディ・ラスタム、脚本:トービー・フーパー、アルヴィン・L・ファスト、キム・ヘンケル『悪魔のいけにえ』、撮影:ロバート・カラミコ・オルコット、音楽:トビー・フーパー、ウェイン・ベル
1976年/アメリカ/カラー作品/本編91分/ドルビー・デジタル・モノラル/言語:英語/字幕:日本語、日本語デカ/音声:英語、日本語吹替/16:9 LB ヴィスタサイズ/片面1層/MPEG-2/特典映像:予告編
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