アダム・チャップリン　最・強・復・讐・者

アドレナリン、大爆発！！究極を超えた究極のバイオレンス・アクション、遂に日本上陸！！！！
悪魔の力を借り、超人的パワーを身につけ挑む、壮絶すぎる復讐戦！──俺の前に立ちはだかる奴は、容赦しない！！
主演、脚本、監督を務めたエマニュエル・デ・サンティは語る。「幼少期に親しんだ『北斗の拳』を始めとした日本の漫画やアニメを敬愛している」と。
そんな彼と彼の実弟であるジェリオ・デ・サンティが作った映画制作会社：NECROSTORMの制作第1作品が本作である。彼らの母国であるイタリアは今、映画産業に対する評価が低いことを憂い、自ら映画制作会社を立ち上げた。彼らがターゲットにしている市場は北米であり、ジャンル・ムービーにこだわって映画制作を開始した。徹底したスプラッター描写を確立するために、自分たちで新たに合成血のりの開発を行うまでに至った。
そんな二人が愛してやまない『あの劇画』に代表されるバイオレンス・アニメーションの実写化が、NECROSTORMの制作第1作品にすることは当然の流れだったのかもしれない。タイトル・ロールのアダムを演じたエマニュエル・デ・サンティは、肉体改造を重ね見事なビルドアップに成功し、超過激アクションを披露した。彼らのフィルムには未熟な点も多く、時には説明不足で分かり難さもあるが、その編集スタイルは映画のスタイルというより、劇画のコマ割りのようなスタイルに似ている。威圧感や迫力のある表現テクニックは、『あの劇画』の割りを完全意識し、独特なスピード感はジャパニメーションを思わせる。

小沢仁志（俳優）さんのコメント

この映画を観ない奴は
「おまえはすでに死んでいる！」
ハリウッドにはない感覚！
「北斗の拳」でいうなら羅王！
この主人公・アダムに羅王を見た！